岐阜薬科大学アントレプレナーシップ教育講演会として阿部 洋先生をお招きし、「mRNA医薬の開発… 課題認識から創薬研究展開. そしてスタートアップ創業への道」をテーマにご講演いただきます。
岐阜薬科大学アントレプレナーシップ教育講演会(6月12日開催)
【開催概要】岐阜薬科大学アントレプレナーシップ教育講演会
【日時】 | 6月12日(水)15:00~16:30 |
【場所】 |
本部キャンパス 第二講義室 オンライン開催(ZOOM利用) |
【参加費】 | 無料 |
【定員】 | 200名 |
【申込】 | 参加希望の方は、ページ下部のフォームからお申込みください。 (申込みいただいた方に、参加に必要な情報をお知らせします) |
【申込締切】 | 6月7日(金)17時 |
講演概要
新型コロナウイルスの流⾏により、mRNAワクチンの効果が明らかになり、mRNA医薬の注⽬度が⾼まっています。今後は、ワクチンだけでなく、タンパク質補充療法を基盤として、遺伝性疾患治療やゲノム編集、抗体療法などへの応⽤が期待されています。しかし、現⾏のmRNAワクチンは緊急承認されたものであり、純度が70%程度であることが報告されています。このため、様々な疾患に適⽤する際には課題が残されています。.また、mRNAの製造技術は完全に海外に依存しており、TriLink社のCleanCapアナログや、カリコ博⼠が開発したメチルシュードウリジンが市場を独占しています。そこで、現状の純度問題を解決し、海外の技術に頼らない新たな技術の開発が求められています。そのため、我々は疎⽔性タグを導⼊することでmRNAの精製を可能にするPureCap法を開発しました。この⼿法を⽤いることで、99%以上の純度でmRNAを製造できるようになりました。PureCap法によって製造された⾼純度mRNAは、既存のmRNAよりも10倍の翻訳能を⽰し、低⽤量の投与によって望まない炎症応答を回避できる可能性があります。.この基盤技術を活⽤して、2022年3⽉にクラフトンバイオテクノロジーを設⽴しました。現在、当社ではワクチンや他の疾患に対するmRNA医薬の開発に取り組んでいます。
お問い合わせ
岐阜薬科大学事務局 庶務会計課 tongali担当
〒501-1196 岐阜市大学西1-25-4
TEL: 058-230-8100
E-mail:syomuk@gifu-pu.ac.jp
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