Tチャン セミナーシリーズ＜2＞

スタートアップが知財戦略に取り組むメリットを紹介し、知的財産権とはどういうものなのか、ビジネスモデル特許とは何なのか等、その概略を説明します。その上で、これから起業をする方向けに、会社の設立前後に、具体的にどのような取り組みをするべきなのかを解説します。

前年度まで、Tongaliスクールの School II として提供していた起業への知識やノウハウなどを学ぶセミナーを、今年度はオンライン配信「Tチャン セミナーシリーズ」として提供します。原則、第2木曜日は起業家の講演、第4木曜日は各分野の専門家を招いてのセミナーをお送りします。
起業家の情熱に触発され、専門家の起業に関するアドバイスを聞くことで、将来の起業を展望できます。起業志望者だけでなく、広くビジネスに興味がある方にも面白い内容となっておりますので、ぜひご視聴ください。

第2回の「Tチャン セミナーシリーズ」は、専門知識編として、弁護士かつ弁理士の山本飛翔先生に「スタートアップの知財戦略（入門編）」をテーマに講演していただきました。
スタートアップにとって、知財戦略は、マネジメントや技術と並ぶ3本の柱の1つであり、資金調達やM&Aを有利に進めることができる武器になることを教えていただきました。また、創業者メンバー間でのトラブル防止のために、会社設立前後に行うべき知財管理の重要なポイントなども、弁護士の視点から指摘していただきました。
視聴者アンケートでは、「これまで学校では習ってこなかった知財について、非常に分かりやすく説明していただき感謝しています。将来知財戦略で困ったら、山本先生に相談させてもらいたいと思います。（修士2年）」や「質問時間が十分に取られていて、よかったです（学部2年）」などのコメントをいただきました。