文部科学省では、アントレプレナーシップを「急激な社会環境の変化を受容し、新たな価値を生み出していく精神」と捉え、自ら社会課題を見つけ、課題解決に向かってチャレンジしたり、他者との協働により解決策を探求したりすることができる知識・能力・態度を身に付ける教育と位置付けています。
また、Tongaliでは、アントレプレナーシップ教育は特殊な教育ではないと考え、課外ではなく、小中高校生が受講する正規科目におけるアントレプレナーシップ教育の在り方を模索してきました。
第一弾として、以下の学習指導案およびワークシートを作成しました。
小学校・中学校・高校の学校関係者の皆様のお役にたてますと幸いです。
小中高生のためのアントレプレナーシップ学習指導案
小学校・中学校・高校の教職員の皆様へ
1. 本教材のねらい
- 「情報Ⅰ」の学習指導要領では目標として、問題の発見・解決に向けて情報技術を効果的に活用するための資質・能力の育成が掲げられている(第2章 第10節情報 第2款 第1情報Ⅰ)。
- 社会の課題を発見し解決していくという起業家(アントレプレナー)の思考・行動プロセスは「情報Ⅰ」の目標と重なる。
- 以上より、本教材では、情報技術を活用した課題解決を目指す起業家(アントレプレナー)へのインタビュー動画を視聴することで、起業家が有する資質・能力(アントレプレナーシップ)に触れ、「情報Ⅰ」の目標達成を目指す。
2. 本教材の構成
- 本教材は、1コマ(50分)で活用できる教材である。
- 別添のワークシートを活用しながら、
(ⅰ)インタビュー動画の視聴
(ⅱ)情報技術を活用した課題解決策の検討
(ⅲ)授業の振り返り
という3段階で構成されている。
1. 本教材のねらい
- 「総合的な探究の時間」の目標として「自己の在り方生き方を考えながら、よりよく課題を発見・解決していくための資質・能力を育成する」や「実社会や実生活と自己のかかわりから問いを見出し、自分で課題を立てる」ことが掲げられている(高等学校学習指導要領 第4章)。
- 社会の課題を発見し解決していくという起業家(アントレプレナー)の思考・行動プロセスは「総合的な探究の時間」の目標と重なる。
- 以上より、本教材では、起業家(アントレプレナー)へのインタビュー動画を視聴することで、起業家が有する資質・能力(アントレプレナーシップ)に触れ、「総合的な探究の時間」の目標達成を目指す。
2. 本教材の構成
- 本教材は、1コマ(50分)で活用できる教材である。
- 各回は、別添のワークシートを活用しながら、
(ⅰ)インタビュー動画の視聴
(ⅱ)関連する問いの検討
(ⅲ)授業の振り返り
という3段階で構成されている。 - 以下の①~④の動画教材を全て活用することで、最大4コマの講義とすることができるが、コマ数に応じたアレンジも可能である。
※インタビュー動画のアレンジ方法については、裏面「3. 活用パターン」を参照。
3. 活用パターン
パターンA
パターンA(2コマ) 自分の興味・関心を知る
- ①山口さんの動画(自分の好きなことを実現する生き方を考える)を視聴し、自分の興味関心に気づく
- ②長曽我部さんの動画(進学先でやりたいことと社会課題解決との関連を考える)で学びたい学問や進学先でやりたいことを考える。
<指導のポイント>
自分の興味や関心への理解を促しながら、起業や社会課題の解決についても意識させる。
パターンB
パターンB(2コマ) 起業家の生き方を知る
- ③冨田さんの動画で起業家の課題解決事例を知り、身近にある課題とその解決方法を考える。
- ④稲垣さんの動画で「起業家とはどんな人か?」を考える。
<指導のポイント>
アントレプレナーシップ教育の導入として、起業や起業家に対するイメージを持つことを促す。
パターンC
パターンC(3コマ) 自分の興味に気づいた上で起業家の生き方を知る
- パターンBの前に、①山口さんの動画を入れたパターン。
- 冒頭の①山口さんの動画を見て、自分の興味に気づいた上で、③冨田さんの動画で課題解決を考え、④稲垣さんの動画で、起業家とはどんな生き方かまとめるという流れ。
お問い合わせ
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